テンジロウです。
同じ長期出張をしても一部の社員には通常の出張手当とは別に特別手当が出ているという話をこのブログで何回か書かせていただいた。↓↓↓
その待遇格差が少し前進したのでご報告。
実は俺は上司である元ヤン課長に何度か「納得いかない、今までの分さかのぼって手当を出してくれ」と訴えかけていた。
それに関して課長は一定の理解は示してくれていた。
理解は示してくれていたのだが。
俺も少し押しすぎたのだろうか?元ヤン課長は「ぐっ・・・」と押し黙るだけだった。
押してだめなら引いてみなと思い、俺もしばらくは静観することにした。
静観が続いていたある穏やかな夕方、元ヤン課長が話しかけてきた。
「なあテンジロウ?8月ごろから長期出張の仕事があるんだ」
「へえ、そうなんですね、大変ですね」
もう二度と長期出張など行く気がない俺のこの時の返事は、それはそれは素っ気なかったと思う。
そこで課長は言った。
「例の件だけどさあ」
「ん?例の件?」
なんだ?後輩くんに大きな仕事をさせたいって件か?なんだ?
俺はこの時なぜか本当に分からなかった。
「出張特別手当の件だよ、出させるようにしてきた・・・今までの分さかのぼって支給するのは難しいけど、これからの出張には俺達にも奴らと同じ様にでる」
へぇ・・・そうなんですねぇ・・・え?なに?まじ?いま何て言った?
「え?でるんですか?」
「でる」
うっそーーー!?なに?この元ヤン課長!めっちゃ男前やん!
「で?8月から俺に長期出張に行けと?」
「うん、いけ」
今までの分さかのぼって支給するのは難しいという事に関して、俺は理解はできるが納得はできなかった。
だがしかし元ヤン課長が俺に報いてくれた気持ちを無駄にしてはいけないと思い、俺は8月からの長期出張を一応承諾した。
あくまで一応。
とりあえず元ヤン課長は俺の味方であった。
このことは俺にとっては非常に大きなことである。
なんだか少しだけ霧が晴れたような気がした。
とはいえまだ詳しい金額も聞いていないし、どう転ぶかは分からない。
また何か動きがあれば書きたいと思う。